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英語力があると年収がぐっと増える5つの職種【事務系編】今の職種で年収アップをめざせる!

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マリー

マリー

自分で永住権を取得してオーストラリア移住した経験あり。海外に住んで働いて《人生の選択肢》が増えました。「外資系転職」「国際キャリア」「海外永住ビザ」に関する情報をお届けします。

英語力があると、年収が上がる傾向があります。なかなか年収があがらないと考えられがちな事務系職種でも、英語力をプラスして外資系企業へ転職したり国際分野の仕事に携わることで、キャリア展望が大きく拓けてきます。

英語力は幸せな人生&キャリアにつながる!でみたように、英語力のあるなしで長期間での総年収の差はとても大きいものになり、キャリアのみならずライフスタイルにも大きく影響します。

ここでは、事務系職種で英語力があると年収がぐっと増える職種例を見ていきましょう。人事・経理・購買・法務・総務などの職種で年収をアップさせたいと考えている方は参考にしてくださいね。

当記事は、2019年5月時点の情報を参考にしています。

 

 

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英語力があると年収がぐっと増える事務系職種の5つの例

年収を比較するとき、その職種の一般的な年収英語力が場合の年収を比較することで、その傾向を確認することはできます。なかなか同じ前提条件での比較ができませんが、ここでは、傾向を知るために、以下の2つの年収平均額を比較してみましょう。

(A)一般的な求人の平均年収:dodaの職種別平均年収ランキングの該当職種の平均額

(B)英語力がある求人の平均年収:キャリアクロスの求人にある平均年収額または求人例の平均年収金額

(ここでは、2019年5月時点で掲載されている上記の年収情報を参考にしました。)

この両者の比較で留意しなくてはならないのは、英語力という条件を除いても都市部に求人が多い(B)の年収のほうが高いことが予想される点です。その点を留意したうえで、両者の比較を見ていきましょう。

 

人事⇒外資系人事職

どんな会社にもある事務系職種の代表的な職種である人事系の職種についての、平均年収比較です。

(A)一般的な人事職の求人の平均年収:506万円(dodaの人事求人の年収)

(B)英語力がある人事職の求人の平均年収:703万円(キャリアクロスにある人事・採用求人の平均年収)

平均年収が200万円の違い(40%アップ)ということで、英語力がある求人の年収はぐっと高くなっています。

外資系の人事職種の例

キャリアクロスにある英語力のある人事職種の代表的な職種例としては、以下のような職種があります。

  • HRBP: "Human Resources Business Partner"の略で、マネジメントのパートナーとして、組織と社員のパフォーマンスを最大化させて事業成長を促す戦略人事ポジション。
  • Talent Acquisition Specialist:従来の「採用」職種。組織の成長に合わせて戦略的に人材を採用・再配置していく人事プロフェッショナル。
  • L&D Manager:"Learning & Development Manager"の略。社員のそれぞれのレベルや職種の研修、さらに会社の戦略に関わる人材育成を総合的にマネジメントする総合専門職。
  • C&B Specialist:"Compensation & Benefits"の略。報酬と福利厚生に関する専門職。従来の給与関連業務よりも人事戦略と結びついた戦略的なC&B制度に関するスペシャリスト。

日本では、人事は実務で専門性を築いていく場合が多いですが、海外ではビジネスのひとつの専攻として"Human Resources"の分野が確立しており、ビジネス系の学部や大学院でHR分野を専攻することができます。そのため、留学先で学ぶ分野としておすすめの分野です。長期の留学が難しい場合でも、半年から1年のHRマネジメント専攻のプログラムをとることで、国際人事の分野への転身のきっかけにつながるでしょう。

日本でも、テンプル大学の公開コースで英語で人事分野を勉強することができます。人事分野で外資系への転職を考える方は、英語力アップだけでなくて、人事を専門分野としてきちんと勉強している点をアピールできるようにするとよいでしょう。

 

資格としては、社会保険労務士キャリアコンサルタントなどの国家資格が、長い人事キャリアに役立つでしょう。

人事職は、女性がマネジメントをめざしやすい職種のひとつです。外資系企業の人事部長には、40代50代の女性がたくさんいます。ロールモデルがいることからも、女性のキャリアとして道が拓けていますね。

 

経理⇒外資系経理職

 

(A)一般的な経理職の求人の平均年収:518万円(dodaの求人の管理会計538万、経理491万、財務524万の平均)

(B)英語力がある経理職の求人の平均年収:753万円(キャリアクロスにある財務・会計・経理求人の平均年収)

外資系の会計職種の例

キャリアクロスにある英語力のあるアカウンティング職種の代表的な職種例としては、以下のような職種があります。

  • Accounting - General
  • FP&A
  • Treasury & Corporate Finance
  • Management (Controller, Finance Director, CFO)

キャリアクロスに出ているアカウンティング職種の上限平均額は年収1,200万円を超えており、「経験+資格+英語力」があることで高い年収をめざせることがわかります。

アカウンティング分野で日系企業から外資系企業への転職をめざす場合には、日商簿記2級+TOEIC®、USCPA試験、税理士科目合格、BATIC点数などで、スキルを客観的に証明できるようにして、シニアアカウンタントレベル以上のポジションをめざす戦略がおすすめです。

経理財務職での転職においては、業界も重要なポイントです。メーカー・サービス業・金融・小売など、それぞれの経理財務で専門性が求められるからです。年収レンジも業界により異なります。20代のうちの転職では、業界選びも主体的にしていくことが大切です。

 


 

USCPA資格は、日本にいながら取得できます。外資系企業では、USCPA資格があることを条件にしている求人も多くなっています。

 

購買⇒プロキュアメント(国際調達)

(A)一般的な人事職の求人の平均年収:502万円(dodaの購買求人の年収502万の平均)

(B)英語力がある購買職の求人の平均年収:703万円(キャリアクロスにある購買求人の平均年収)

地味なイメージの購買ですが、これが英語力がある国際調達"Procurement"となると、仕事内容もぐっと戦略的な色合いが強くなってきます。

プロキュアメント職の募集件数は人事や経理ほど多くない傾向にありますが、キャリアクロスに出ている求人をみると職務内容はとても興味深いものが多くなっています。その理由は、プロキュアメントがお金を生む戦略的な要素が多いからです。

Strategic Sourcing(戦略的な調達)を英語で実施実現していく仕事になるので、社内・社外のステークホルダーとの英語での交渉力・コミュニケーション力も高いものが求められます。購買職の人が大きく年収を上げていく方法として魅力的な選択肢です。

転職にあたっては、高度な英語力に加えて、できればMBAコースなどに参加してビジネス全般のスキルを付けることも効果的でしょう。日本でもビジネスブレークスルー大学やテンプル大学で国際的に認められたMBAコースを受講することができます。仕事を続けながら学ぶことができるので、次のステップをめざす準備としておすすめです。

 

マリーの友人で、30代半ばから専門性を高めてプロキュアメントのプロとして活躍している人がいます。事務系職種のなかで国際性・戦略性が高い職種なので、まずは社内の異動などで最初の一歩を踏み出すというのも一つの選択肢になりますね。

 

法務職⇒国際法務

 

(A)一般的な法務職の求人の平均年収:599万円(dodaの法務求人の年収599万の平均)

(B)英語力がある法務職の求人の平均年収:753万円(キャリアクロスにある法務・コンプライアンス・パラリーガル求人の平均年収)

 

海外では、法務部門がある一定サイズ以上の企業では、法務部所属の社員は基本的に弁護士であることが普通です。そのことからも、外資系企業の法務部門で求められる専門スキルは高いものになります。

キャリアクロスの弁護士求人に限ってみると、以下のとおりになっています。

  • 弁護士(弁護士事務所所属):平均下限602万円、平均上限1,609万円、平均1,045万円
  • 企業内弁護士(企業):平均下限703万円、平均上限1,710万円、平均1,105万円
  • 企業内弁護士(金融):平均下限853万円、平均上限1,911万円、平均1,406万円

弁護士のキャリアプランとして、法曹界だけではなく企業内弁護士になる道も増えてきていますが、英語力があると国際的なM&Aなど大きなプロジェクトに関わるなどビジネスでのキャリア展望が拓けます。

企業内弁護士2000人超す 10年で10倍 (日本経済新聞 2018年6月4日付記事より)

弁護士4万人突破 企業法務部門はなお人材不足(日本経済新聞 2018年2月26日付記事より)

 


 

アメリカのLL.M.学位や修了証書を、日本にいながらめざすことができるようになります。

 

総務⇒オフィスマネジメント

(A)一般的な総務職の求人の平均年収:466万円(dodaの総務/庶務求人466万の平均)

(B)英語力があるオフィスマネジメントの求人の平均年収:552万円(キャリアクロスにあるオフィスマネジメント・総務求人の平均年収)

 

一般的なオフィスマネジメント系総務職の場合には、英語力があることで年収は伸びますが、上記で見てきた4つの分野ほどには伸びません。

しかし、総務のなかでの専門性を磨くことで、大幅な年収アップをめざすことが可能です。例えば、日本では一般的に総務の一部として担当されているEHSFacilityなどの分野は、海外ではそれだけで大学の専攻があるほど専門分野として確立しており、高度な専門職種として理解されています。

EHSとは?

EHSとは、"Environment, Health and Safety”の略で、環境・健康・安全に加えて事業継続や防災対策まで含めた「環境・労働・安全・衛生」分野の専門職です。外資系企業であると、グローバルに要請されるEHSの基準と、日本の法律対応、災害対策、従業員のメンタル問題対応など、幅広い責任が求められます。

日本では、企業内に健康管理室があったことから、看護師や保健師のキャリアシフトとしての面もあります。また廃棄物やオフィスの安全衛生分野に関する各種の資格なども役立ちます。日本だけでなくアジア地域のプロジェクトに参画するなど、国際的に活躍するチャンスがあります。

年収的には、2019年5月15日時点のキャリアクロスの求人で、英語力の必要なEHS職種の募集として8件ありましたが、それらの平均年収は、下限が663万円・上限が888万円、平均が776万円となっています。年収が高いものは1,300万円レベルのものもあり、「経験+資格+英語力」があることで高い年収をめざすことができます。

 

EHSは、日本ではなかなか専門分野として確立していない面があるので、人事と同様に留学で学ぶ専攻としてもおすすめです。

 

まとめ

上記の比較から、スキルに英語力をプラスすることで「平均年収で100万~200万円増える」という一般的な傾向がわかります。(これは、英語力は幸せな人生&キャリアにつながる!で見た「英語力と年収の関係」と同様の傾向です。)

たとえば、年間で150万円違えば、これは5年間で750万円、10年間で1,500万円の総額の違いになり、キャリアのみならず「どのような人生を送るか?」という点にも大きな違いをもたらします。

「キャリアの将来が不安」「キャリアの展望が見えない」という場合には、今の経験に英語力をプラスすることを考えてみてはいかがでしょうか?集中して勉強すれば、半年から1年で英語力はぐっと伸びます。

当記事が、事務系職種で「年収をアップさせたい」と考えている方の参考になれば幸いです!

 


 

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