会計キャリア

経理がつまらないときのキャリアの7つの処方箋:会計キャリアの方向転換のすすめ

2019-06-16

マリー

海外に住んで働いて《人生の選択肢》が増えました。キャリア、旅行、ロングステイ、人生の選択(仕事、結婚、移住)など、自分らしく生きるTIPSをお届けします。現在、2回目の海外移住(欧州)を計画中。

経理の仕事をしてきて、「楽しくない」「面白くない」と感じているとしたら、経理&会計分野の「キャリアの踊り場」に来ているのかもしれません。

その場合は、今後のキャリアについて、車の運転に例えるとすれば、「方向を変える」「走る場所を変える」「ギアを変える」「車を変える」など、いろいろな転換を図るときが来ています。

  • 経理財務職がつまらないときに、キャリア的にどのような転換の選択肢があるのか?

ここでは、このような疑問に対して7つの選択肢をご紹介いたします。経理財務・会計税務職で経験を積んできたけれども、「やりがいを感じられない」と感じている方は、今後のキャリアを考えるときの参考にしてくださいね。

当記事は、2019年6月時点の情報を参考にしています。

 

 

 

 

 

転職して同じストーリーを繰り返さないために・・・

経理財務職の仕事をしていて、「仕事がつまらない」となったときには、転職を考える場合が多いかもしれません。

その際の注意点としては、新たな方向性を持って転職活動しない限りは、現在の経験に近い求人を紹介されたり応募したりというケースが多くなるので、良さそうな転職には見えても「仕事がつまらない」という本質を解決する転職にはならないリスクがあります。

似たような職務への転職の場合、最初はよい印象をもって転職をしたのに、しばらくするとまた「仕事がつまらない」と感じてしまい「また転職をする」という同じストーリーを繰り返してしまう場合があります。

経理財務・会計税務職として「やりがいを感じられない」という状態を打ち破るには、これまでの経験を活かしつつ、会計キャリアの転換とも呼ぶべき変化が必要です。上手に会計キャリアのキャリア転換をすることで、これまで培ったスキルを使いつつも、新しい視点で仕事に取り組むことができ、同時に新しい経験も積むことができます。

次のコーナーでは、会計キャリアの転換の代表的な選択肢をご紹介いたします。

 

経理財務職がつまらないときのキャリア転換:7つの選択肢

ここにご紹介するキャリア転換は、状況によっては複数を組み合わせたり、あるいは長い期間で何回かにわたってキャリアを変換させていくこともあります。

当サイトのマリーのケースでいえば、下記の2番、3番、5番、7番の転換を、組合わせつつ体験しました。このような転換をしてきたことで、会計キャリアを続けながら、結果としてキャリアアップ&年収アップにもつながりました。

 

1. コストセンターからプロフィットセンターへ

これは、一般企業の経理職から、会計事務所会計アウトソーシング会社の経理職への転身です。

同じように会計スキルを使う日々の経理業務であっても、企業にとって費用となるコストセンターであるか、売上を稼ぐプロフィットセンターであるかの立ち位置の違いは、仕事をしていくマインドセットが大きく違います。

一般企業の経理職として働いてきた方にとっては、「自分の顧客を持つ」という感覚は、とても新鮮なものとなるでしょう。

このような転身の場合は、会計事務所系に強い転職エージェントが役立ちます。

 

2. ルーティンからノンルーティンへ

これは、いわゆる一般経理(General Accounting)で決算を最終ゴールとしている経理部門の仕事から、予算作成経営計画作成経営企画などへの転身です。

つまり、帳簿付けから決算というルーティン(定型)分野から、ノンルーティン(非定型)分野への移ろうというものです。会計コンサルタント税務コンサルタントなども、ノンルーティンの仕事になります。

どちらかと言えば、企業活動の後処理的なルーティン仕事から、将来の企業活動を作りあげていく前処理のノンルーティン仕事への転換です。企業や組織内の異動でも、社外への転職でも、どちらによっても可能なキャリア転換ですが、仕事の内容だけでなく仕事の性質も大きく違うので、大きなキャリア転換と言えます。

 

会計資格にはいろいろな種類があり、中にはコンサルタントや経営企画への転身に役立つものもあります。

 

3. 業種を変える

これは、同じ経理財務部門の仕事ながら、「業種を変える」という転身です。

同じ経理でも、製造業とそれ以外、金融とそれ以外、さらに在庫の有無、「B to C」か「B to B」かによって、経理の日常業務や取り巻く雰囲気も大きく異なります。

経理そのものは好きでも、業種に興味を持てないという場合には、キャリアの初期の段階で「業種を変える」という転換を検討してみましょう。

当サイトのマリーの場合は、提供している商品やサービスを自分で使えて理解できるものであることが、その会社のアカウンティングに興味を持てる条件でした。だから、消費財の会社でのキャリアが長くなりました。マリーの友人には、在庫がある会社でないとつまらない、という人もいました。同じ経理でも、人によってそれぞれ面白いと感じる理由はそれぞれですね。

 

4. 職種を変える

これは、広い意味での会計キャリアにおける「職種を変える」という転身です。

上記の2番と重なる部分もありますが、「経理から内部監査へ」「監査から税務へ」などのように、必ずしもノンルーティンへの転換ではなく、会計分野での職種の転換になります。

新たな経験となるので、このタイプの転身・転換は、可能であれば、まずは会社や組織内の異動によって達成できるのが望ましいでしょう。

内部監査の資格や、税理士試験の法人税合格など、関連の資格を取得することが、会計キャリアの職種転換につながる場合もあります。

 


 

内部監査の国際資格として、公認内部監査人(CIA:Certified Internal Auditor)という資格があり、すでに会計キャリアを積んでいる人にも人気があります。

USCPA試験の予備校として知られているアビタスに、CIAの受験対策コースがあります。

 

5. 規模を変える

これは、経理財務職として勤めている「会社の規模を変える」というものです。

たとえば、大きな企業の経理職であれば、小さな一部分の担当としてなかなか全体像が見えません。その場合、もう少し小さな規模の会社へ移り、その分自分の責任範囲・担当範囲が広まることで、より多くを把握できて、自分の全体への影響力を感じながら仕事をしていけることにつながります。

状況によっては、経理だけでなく、人事総務などを含めて管理部全般を担当していくというキャリアも考えられます。

反対に、より大きな企業へ移る場合には、ビジネス規模・組織・監査、税務・予算・システムなど、経理の仕事のほとんどの部分で小さな企業とは状況が異なり、新しい視点で仕事ができます。海外勤務などの可能性を含めた企業内での異動も考えられるので、小さな企業とは違うキャリアプランを持つことができます。

 

6. 外資系へ転職する

これは、日本の会社の経理財務職から、「外資系企業の経理財務職へ」の転身を図るものです。

外資系企業の場合は、海外本社へのレポートとなり、日常的に英語を使っての業務、国際プロジェクトへの参加や海外出張など、日系の経理財務職とは違う活躍ができます。日本だけでなく、アジア地域の担当へというステップアップなど、より大きな責任とやりがいをめざしていくことができるでしょう。

外資系経理への転職であれば、BATICやUSCPA資格をとっておくことが、英語力とスキルの証明になります。

 

外資系企業の経理財務職としてのキャリアを目指すのであれば、USCPA(米国公認会計士)を持っていると、キャリアの可能性の幅がぐっと広がります。多くの人が、アビタスなどの試験予備校を利用しつつ、仕事を続けながら試験合格をしています。

 

7. マネジメントをめざす

経理財務職として「キャリアの踊り場」へ来ていたら、次はスタッフ職からマネジメント職をめざしていく時期が近づいているのかもしれません。

「仕事がつまらない」から転職を考えるだけでなく、たとえば大学や会計専門職大学院で学ぶ・学び直す、英語力をつける、プレゼンテーション&スピーチ力を磨くなど、キャリアの次のステップへの準備を始めるという選択もあります。時期尚早に転職活動へ向かって舵取りをするのでななく、まずは中長期的なキャリアデザインを考えてみるとよいでしょう。

 

 

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まとめ

会計キャリアをハッピーに続けていくには、「仕事が面白い」と感じられる部分があることが大切です。

上記のようなキャリアの転換は、社内での異動・昇進の場合もあれば、転職を通じて可能なものもあります。どちらの場合においても、キャリアの方向性をもって行動・活動していくことが、やりがいの感じられる仕事へとつながっていきます。

当記事が、「経理がつまらない」と感じている方の参考になれば幸いです!

 

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