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統計学を勉強する方法【社会人向け】統計スキルをキャリアの武器に!

統計学を学ぶイメージ写真
マリー

マリー

自分で永住権を取得してオーストラリア移住した経験あり。海外に住んで働いて《人生の選択肢》が増えました。「外資系転職」「国際キャリア」「海外永住ビザ」に関する情報をお届けします。

「データは21世紀の石油」と言われているなかで、データを扱うための「統計学」が必須の基本スキルの一つとなってきました。統計検定が注目されたり、データサイエンスの学部が新設されたりして、統計学に興味を持つ人が増えています。

すでに社会人の場合には、これまで「統計学」をしっかり学ぶ機会がなかったという方も多く、「統計ってどうやって勉強したよいのだろう?」と感じている方もいるでしょう。

ここでは、そういう方のために、「社会人が統計学を学ぶ」方法として5つの方法をご紹介します。無料のコースもたくさんあるので、統計スキルでキャリアの幅を広げたい方から、統計スキルを活かしてキャリアチェンジしたい方まで、「これから本格的に統計学を学びたい」という方は、状況に応じて参考にしてくださいね。

当記事は、2019年4月時点の情報を参考にしています。

 

 

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統計スキルをキャリアに活かす~今のうちがチャンス!

将来性のある5つの職種グループの専門職~「好き」と「稼ぎ」を両立できるキャリアは?でご紹介したように、IT専門職とならんでデータ系・数学系専門職は、将来性ある職種と考えられています。

将来の可能性をイメージする画像
【将来性のある職種&専門職】「好き」と「稼ぎ」を両立できるキャリアは?

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仕事で使える統計スキルを持っている人が限られている今ならば、大学の専攻が文系だった方、理系でもデータ系・数学系を学んでこなかった方にとっても、まだまだチャンスは開けています。

現時点で直接的にデータ系・数学系の職種ではなくても、「事務職からマーケティングを目指すきっかけにしたい」「マーケティングからデータアナリストを目指したい」「コンサルタントとしてのキャリアをパワーアップさせたい」というケースなど、統計学を学ぶ価値が多いにあるといえるでしょう。

 

統計スキルでキャリアシフト!?

営業職や事務職にいて、実は「マーケティングをやりたい」という方は結構います。

一般的にマーケティングは社内でも人気職でもあるので、マーケティングに関する素養や背景がないと社内異動も転職も難しいことが多いのですが、「営業経験」に「統計スキル」をかけ合わせることで、「ビッグデータビジネスの企画」など、異動や転職のチャンスにつながります。

このように、現在の経験に統計スキルを加えることで、今までのキャリアを活かしつつ、発展的にキャリアをシフトさせていく道が開けます。たとえば、以下のような組み合わせです。

  • 営業経験 + 統計スキル ⇒ ビッグデータビジネスの企画職
  • 経理の経験 + 統計スキル ⇒ 監査法人(ビッグ4)系のコンサルタント 
  • マーケティング + 統計スキル ⇒ マーケティングデータ分析
  • コンサルタント + 統計スキル ⇒ データ分析に関するコンサルタント

ただし、統計学を学んだだけではスキルを客観的に示すことが難しいので、統計学を活かしたキャリアチェンジやキャリアディベロプメントを真剣に考える場合には、下記の記事で紹介している統計学関連の資格取得もおすすめです。

さらに一歩進めてデータサイエンスを学べば、データサイエンティストとしてキャリアをパワーアップさせることへもつながります。

「統計学関連の資格」と「データサイエンスの専門スクール」については、姉妹サイト「統計学ネット」の下記記事も併せて参考にしてください

 

ここでは、学生時代の専攻にかかわらずに、社会人が統計学を学ぶ5つの方法をご紹介します。それぞれの方法について、具体的にコースを提供している団体のウェブサイトを掲載しているので、興味があれば各サイトで詳細の情報を得るようにしてくださいね。

 

社会人が統計スキルを学ぶ5つの方法

1. オンラインで自習する

 

まずは、自分自身のペースで勉強していけるオンラインの自習サイトを2つご紹介いたします。どちらも無料で利用することができます。

 

総務省のデータサイエンス・スクール(統計力向上サイト)

総務省統計局は、データサイエンス・スクール「統計力向上サイト」を運営しています。

「そもそも統計学ってどんなもの?」という方にとって、とても読みやすい内容になっており、「統計学でどんな勉強をするのか」のイメージを持つことができます。

  • 「ビジネスに役立つ統計講座」や「プレゼングラフ作成のポイント」など、すぐに使えるトピックも含まれています。

  • 私たちは、日常的にニュースや資料を読むときに、自然に「統計学的なもの」を使っているのですが、自分の統計学レベルを知りたいという方は、「あなたの統計力」を試してみるとよいでしょう。初級・中級・上級の3つのレベルに分けて、それぞれ問題とテキストが用意されていて、テキストは無料でダウンロードできます。

  • 大人向けには、データサイエンス・オンライン講座も開講されています。(こちらは当記事の次項でご紹介します。)
  • 子供向けには、「なるほど統計学園」「なるほど統計学園高等部」があって、こちらは子供に「統計学」に興味をもってもらいたいときに利用しやすい内容です。(子供向けですが、大人が読んでも勉強になります。)

 

統計WEBの「統計学の時間」

市場調査等の実施や統計ソフトを開発している(株)社会情報サービスによる統計WEBでは、統計学を学べる「統計学の時間」を運営しています。

独学で統計の基礎から統計検定2級レベルを目指せるようになっているので、「自分自身のペースで勉強を進めたい」という方におすすめです。

  • ウェブの画面において、「初級編」「基礎編」「中級編」の3つのステップに分けて、一歩一歩学べるようになっています。

  • それぞれのトピックについて練習問題が用意されていて、その解答がとても充実しています。
  • 統計学で使う数学については、「数学ノート」においてわかりやすく説明されています。
  • こちらでひと通り勉強したら、「統計検定2級レベル」を受験がおすすめされています。合格者の声もウェブページに掲載されています。

 

2. オンラインコースで学ぶ

「統計学をひとりで学んでいくのはちょっと大変だな~」と感じる方には、オンラインのコースという選択肢もあります。自宅にいながら受講できるので、決まった時間に通うスクールが難しいという忙しい方にもおすすめです。

 

総務庁統計局のデータサイエンス・オンライン講座

こちらは、上記でご紹介した総務省統計局による無料のデータサイエンス・オンライン講座です。日本初のMOOC(Massive Open Online Course)であるgaccoを通じて、本格的な統計コースが提供されています。大学教授等の本格的な講師陣による本気の授業を無料で受けることができる画期的な講座です。

下記の3つの講座が開設(2019年4月点)されており、受講の募集は、総務省統計局のトップページの最新のお知らせで案内をされます。定期的に開講されているようなので、興味のある方は時々確認してみるとよいでしょう。

 

Udemyの統計コース

世界最大級のオンラン学習サイトであるUdemy にも、いろいろな統計学のコースがあります。上記のgaccoのコースは開講時期が決まっていますが、Udemyのコースはいつでも始めることができます。

「思い立ったらすぐに始めたい」という方におすすめです。

  • 【ゼロからおさらい】統計学の基礎 :統計学の基礎をゼロから学びます。エクセルを使った練習問題で分析手法を学び、仕事に活かしていくことができます。

  • Rではじめる統計基礎講座 : 統計学の基礎をR言語を使いながら学びます。統計の基礎と同時にプログラミングの基礎を習得できるので、プログラミングに興味を持つ方にもおすすめです。

 

3. セミナーで学ぶ

 

「オンライン学習よりも、実際に教室で学びたい」と思う方には、短期間で学ぶセミナーや数週間にわたって学ぶスクールが選択肢となってきます。

セミナーの場合は、1日または数回までのものが多くなっており、限られた時間で集中して学びます。自宅で学習するのは難しいという忙しいビジネスパーソンにおすすめです。

 

統計検定の連携セミナー

統計検定センターでは、毎年外部の講師による連携のセミナーを開催しています。統計ソフトで有名なSAS Instituteの協賛で開催されており、場所もSAS Instituteの東京本社のある六本木ヒルズでの開催となっています。

統計検定に合わせて、毎年2回、2級と3級へ向けたセミナーが開催されています。

 

シグマインベストメントスクールの統計検定試験対策講座

金融理論の教育セミナーを提供しているシグマインベストメントでは、統計検定試験対策講座を開講しています。

2級&3級レベルのセミナーはたくさんありますが、その上となるレベルのセミナーはかなり限られています。シグマインベストメントでは、準1級と1級レベルのコースを開催していますので、上級クラスの級の受験を考える方には、貴重な選択肢といえます。

 

4. 数学スクールで学ぶ

大人向けの数学スクールで、統計学を学ぶことができます。数学スクールでは、体系的に統計学を学ぶことができるのが特徴となっています。

 

「すうがくぶんか」の統計講座

すううがくぶうかは、「もっと社会に数学を」をテーマに、大人を対象とした数学・統計学に関する講座を、東京と大阪で開講しています。教室スタイルの講座だけでなく、対面やスカイプを使った個人指導も提供しています。

個人向けのコースが充実しており、リーズナブルな料金でしっかりと勉強できる内容になっています。

 

大人のための統計教室「和(なごみ)」

大人のための統計教室「和(なごみ)」では、大学生や社会人に向けた統計コースを、主として教室スタイル(東京・大阪)で提供しています。マンツーマンの個別指導も提供しています。

統計学に興味をもつ社会人の方、統計学をキャリアアップに結び付けたい方などが、入門から機械学習までの5つのレベルに分けて、統計学を体系的に学んでいくことができます。

 

5. 専門スクールでデータサイエンスを学ぶ

 

統計スキルを活かした本格的なキャリアを目指したい方には、データサイエンスの専門スクールでの勉強がおすすめです。新しいスクールが増えつつあるなかで、注目すべき2つのスクールをご紹介します。

 

データミックスのデータサイエンティスト育成コース

データミックスでは、未経験から約6ヵ月でデータサイエンティストを目指せるデータサイエンティスト育成コース」を提供しています。

統計スキル・データ分析のスキルを活かして、本格的にキャリアを構築させていこうという方におすすめです。

 

 

  • データサイエンティスト準備ステップ:データサイエンティストを目指したいが、基礎的な知識が不足している方に向けた準備講座です。「プログラミング基礎」「SQL]「ビジネス統計学入門」の3つの講座があります。確率分布や仮設検定などの統計学入門は、ビジネスデータ分析入門で学ぶことができます。

  • データサイエンティスト育成コース(パートタイム):仕事を続けながら、未経験から約半年でエントリー職以上のデータサイエンティストを目指す社会人向けのプログラムです。このプログラムは、経済産業省が認定する専門実践教育訓練給付制度および厚生労働省指定の教育訓練支援給付金の対象講座として、条件を満たせば受講料の50%から70%が支給されます。(詳しくは、データミックスのプレスリリースをご参照ください。)

 

無料の説明会が週に何回か東京で開催されているので、「データサイエンティスト」という仕事に興味を持たれた方は、参加してみるとよいでしょう。

 

 

 

 

まとめ

データを扱う仕事が注目されるようになり、社会人が統計学を学ぶ方法も増えてきましたね。今だからこそ、統計スキルを持つことがキャリアの武器になりそうです。

当記事が、「統計スキルでキャリアをパワーアップさせたい」と考える方の参考になれば幸いです。

 

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