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USCPA(米国公認会計士)資格で年収アップ!戦略的キャリアプランのすすめ

2019-05-04

マリー

USCPA・豪州勅許会計士。海外に住んで働いて《人生の選択肢》が増えました。海外でも活躍できる職種の選びかたなど、国際キャリアで自分らしく生きるTIPSをお届けします。2回目の海外移住(欧州)を計画中。

事務系や営業系の職種でがんばっていても、「自分の専門性が見えてこない」と不安を感じる場合は多いかもしれません。このまま経験を積み重ねても、専門性年収アップも期待できないようであれば、事務系専門職の1つの証としてUSCPA米国公認会計士米国CPA)資格の取得を考えてみてはいかがでしょうか?

ここでは、当サイトのマリーが、USCPAを取得してビッグ4⇒外資系⇒海外転職・・・とキャリアの歩みを進めることができた体験から、USCPA(米国公認会計士)資格のメリットを大きく3つに整理して、資格としての魅力を詳しく見ていきます。

USCPA資格に興味はあるけれども迷っているという方は、情報と気持ちを整理するときの参考にしてくださいね。

当記事は、2019年5月時点の情報を参考にしています。

 

 

 

 

 

USCPA資格とは?

USCPAは、"United States Certified Public Accountant”の頭文字をとったもので、「米国公認会計士」を意味します。日本では、USCPAあるいは米国CPAとも呼ばれます。

歴史的に世界の会計基準のなかで米国会計基準が大きな影響力を持ってきたため、米国の公認会計士資格を持つことが、グローバルで通用する会計スキルの証となってきました。その流れを受けて、世界で活躍するプロフェッショナルを目指す人にとって、USCPAはひとつの登竜門的な位置づけの人気資格となっていきました。

現在においても、会計という世界共通のビジネス言語を理解し、さらに日本人にとってはビジネスで使える英語力の証明として、USCPAを取得することが、グローバルで活躍するキャリアへのステップとして、自分のキャリアの方向性を真剣に考える人たちに人気の資格となっています。

また、米国の資格ではあっても、日本にいながら受験資格を満たし、実際の試験も日本で受験することができるので、「働きながらUSCPA資格を取得したい」人にとっては、現実的に手の届く国際資格の筆頭にあげられます。

尚、USCPAについては、元の情報源を確認したい場合には、必要に応じて以下の3つの団体のサイトを参照すれば、よいでしょう。

  • AICPA:American Institute of Certified Public Accountants(米国公認会計士協会)
  • NASBA:National Association of State Board Accountancy(全米州政府会計委員会)
  • State Board of Accountancy(州政府会計委員会):各州の会計委員会へのリンクはこちらにあります。

 

USCPA資格の3大メリット

USCPA資格を取得するメリットは、細かくはいろいろありますが、ここでは、主として20代~30代の社会人USCPA資格を持つことで得られるメリットを、大きく3つのカテゴリに分けて考えてみましょう。

これらは、当サイトのマリーが、実際に20代でUSCPA資格を取得して、実体験として享受してきたメリットでもあります。時代を取り巻く環境が変わっても、日本人がUSCPA資格を取得する大きなメリットとして、この3つはUSCPA資格の底流をなしている特徴といえるものです。

 

世界に通用する専門資格

日本人にとってUSCPA資格の最も大きなメリットとも言えるのは、「会計・財務・法律・IT」といったあらゆるビジネスで必要な必須知識を、英語で理解し使うことができる証としての資格である点です。

USCPA資格取得者は、日本企業においてグローバル人材としての資質を備えたビジネスパーソンとして捉えられることはもちろん、多国籍企業・外資系企業でも、「会計」「ビジネス」「英語」のスキルセットをもった人材として扱われます。

USCPAは、米国公認会計士協会が、他の国々と相互承認の協定を結んでいるので、USCPAのライセンスを取得していれば、米国だけでなくその他の国で活躍することも可能です。実際に、USCPA資格をステップとして、米国はもちろん、欧州・アジア諸国へキャリアを展開するケースも多くあり、日本人が日本で取得できる数少ない「世界に通用する専門資格」といえます。

海外で働いてみたい」「グローバルなキャリアを歩みたい」と考える人にとって、USCPAはおすすめの資格です。

 

米国公認会計士の相互承認制度(Mutual Recognition Agreement)

上記でご紹介したAICPAとNASBAは、各国の会計士協会と相互承認制度を設けています。相互承認制度は、細かくい規定はあるものの、相互承認を設けている国同士では、双方の国の会計士が相手国でも会計士として活躍できるという制度です。

NASBAのMutual Recognition Agreementのページによると、USCPAは以下の国々の会計士協会と相互承認制度を設けています。

  • CPA Australia
  • Institute of Chartered Accountants in Australia (ICAA)
  • CPA Canada (CPAC)
  • Hong Kong Institute of Certified Public Accountants (HKICPA)
  • Chartered Accountants Ireland (CAI)
  • Instituto Mexicano de Contadores Publicos (IMCP)
  • New Zealand Institute of Chartered Accountants (NZICA)
  • Institute of Chartered Accountants of Scotland (ICAS)

つまり、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、香港、アイルランド、メキシコ、スコットランドの各国と相互承認制度があります。

 

当サイトのマリー自身も、オーストラリアへ渡った2年目に、USCPA資格(ライセンス)を利用して、オーストラリアのChartered Accountant(勅許会計士)の資格を取得しました。実際には、オーストラリアのBusines LawとTax Lawの大学での単位取得、Ethics試験合格、勅許会計士による推薦状、オーストラリア勅許会計士協会での面接を経て、オーストラリアの勅許会計士の資格を取得しました。

 

詳しくは後述しますが、USCPA試験ための学習プログラムはオンラインでも受講可能です。「すぐに転職できない」「今は地方にいる」という場合でも、「キャリアの方向性を変えたい」「将来は海外で働いてみたい」という方にとっては、日本にいながら取得できる国際資格であるUSCPAは、貴重な選択肢のひとつかもしれません。ぜひ検討してみてくださいね。

 

着実な年収アップを目指せる

USCPAのイメージ画像2

 

USCPA資格は、【会計士&USCPAを目指す】世界人気のビッグ4国際会計事務所への就職はグローバルキャリアへの切符にて触れたように、監査法人であれば明確なキャリアパスがあって、スタッフ⇒シニアスタッフ⇒マネージャー⇒シニアマネージャー⇒パートナーというポジションに応じた収入目安があります。

 

外資系企業のファイナンス&アカウンティング部門でキャリアを進めていく場合においても、企業によってポジションのタイトル名に違いはありますが、アカウンタント⇒シニアアカウンタント⇒マネージャー⇒アシスタントコントローラー⇒コントローラーという形で、責任の大きさに応じて収入が上がってきます。業種によって収入レンジは異なりますが、会計という専門職が、責任の範囲が他の職種よりもはっきりしていることもあって、年齢や性別とは関係なく、職責に応じた年収アップを目指すことができます。

キャリアに応じた収入アップが実現できるという点は、USCPA資格の大きなメリットと考えられます。

たとえば、当記事記載時点において、キャリアクロスという外資系企業を中心とする求人サイトで、「財務/経理/会計」という職種で求人検索すると691件の求人があり、これらのうち年収1,000万以上のものが254件となっています。

英語を使った会計専門職においては、年収1,000万以上は珍しいことではなく、キャリアを継続していけば達成していける実現可能なことなのです。国際的にみて日本企業の給与水準が低いこともあり、多国籍企業においては年収1,500万・2,000万円も手の届く目標といえます。

 

キャリアの選択肢が広がる

USCPA資格は、「会計・財務・法律・IT」などのビジネスの基本となる知識とスキルを身につけた人材として、会計分野だけでなく幅広い分野で活かしていくことができます。

活躍できるフィールドとしても、「監査法人・会計事務所」「企業の経理財務部門」に加えて、金融機関コンサルティングファーム、さらには海外も視野に入れることができます。会計専門職はあらゆる業界・業種で必要とされることから、キャリアの核となる部分にUSCPA資格を置いて、自分の希望する方向へキャリアを伸ばしていくことができます。

会計士としてのさまざまなキャリアの選択肢の例としては、下記の記事も参考にしてくださいね。

 

 

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USCPA資格へ向けた一歩を踏み出そう

USCPA資格までのステップは、大きく2つのステップになります。

USCPA試験合格

USCPAは、米国の各州ごとのライセンスではありますが、試験は全米統一試験になっており、日本(東京・大阪)でも受験することができます。

USCPA試験の特徴

  • 試験は全米で統一:出願する州は違っても、全米統一試験のため、同じ難易度の試験になります。
  • 日本でも受験可能:受験については、東京・大阪のPrometric Test Center、または全米のPrometric Test Centerにて受験することができます。
  • 試験は4科目:4つの科目があり、決められた試験実施期間(3の倍数以外の月)に、1科目の受験でも全科目の受験でも可能です。
  • 合格の有効期限は18ヵ月:合格科目の有効期限は18ヵ月なので、最初の科目の合格時から18ヵ月以内に全科目合格すれば、科目合格の失効なく合格となります。

受験要件については各州によって異なるので、「自分にとって受験要件を満たしやすい州」「将来的にライセンス取得したい州」などを勘案して、どこの州に出願をするかを検討します。

「監査法人へ就職」「海外へ転職」などを考えていない場合には、「USCPA試験合格」をきっかけに転職や異動を実現できるケースが多いので、試験合格でひと区切りを付ける人も多くいます。

 

受験予備校の利用がおすすめ

USCPA試験に関して、短期間で合格レベルの力をつけるには、受験予備校の利用が効率的です。
ここでは、当サイトのマリーのスタッフが、働きながらUSCPA試験合格を達成した際に利用していた際にとてもよかった実体験から、「アビタス」をご紹介します。

  • 合格実績が豊富にある:アビタスは1995年の開校以来、日本人がUSCPAを効率的に目指せる学習プログラムで圧倒的な合格実績を誇ります。
  • 通学やeラーニングなど受講形態を選べる:通学を学習ペースにしたり、自宅でeラーニングで学んだり、自分に合う学習方法で勉強していけます。
  • 受験資格を満たすためのサポートがある:受験資格を満たす単位取得を並行して進めていけます。
  • ライセンス取得へ向けたサポートもある:個々人の状況に応じてライセンス取得しやすい州での申請サポートも提供しています。
  • 学校運営に実績がある:USCPAプログラムはもちろん、国際資格取得の受験予備校として20年以上の実績があります。
  • 就職のサポート体制がある:監査・経理の求人に強い人材紹介も行っています。

 

アビタスは、定期的に無料の説明会(オンライン)を開催しているので、まずは説明会にてUSCPA資格や学習プログラムの詳細について確認してみてください。

 

USCPAライセンス取得

USCPA試験に合格して、実務経験などの必要要件を満たすと、正式にUSCPAライセンスを取得することができます。

海外では、一般的にライセンスを取得して正式な資格と認識されているので、グローバルな視点でキャリアを積んでいきたいと考える方は、ぜひUSCPAライセンス資格までめざしましょう。

 

ライセンス取得が活きた体験談

マリー自身は、Big4会計事務所に勤めていたので、経験3年たったところで、自然な流れでUSCPAライセンスを取得して、その後外資系企業へ転職をしました。その転職時には、USCPA試験合格でもUSCPAライセンスでも、大きな違いを感じることはありませんでした。

ところが、その後に「海外に住む」ことを真剣に考えるようになったときに、USCPAライセンスを持っていたことが、オーストラリアの独立移住ビザを取得へつながりました。これは、USCPA試験合格だけでは不十分だったので、正式なUSCPAライセンスを取得していたからこそ拓けた道でした。

ビザの要件は頻繁に変わるのでこれは1つの例に過ぎませんが、ライセンスがキャリアや人生の次のステージへつながる一例として、ライセンス取得を迷っている方は参考にしてくださいね。

 

まとめ

現在の仕事では「専門性」も「年収アップ」も期待できないようであれば、ただ日々を悶々と過ごすのではなくて、まずは情報収集からスタートすると、将来の展望が見えてくるきっかけになります。

米国公認会計士(USCPA)は、現状を変える戦略的なキャリアプランへ結びつく可能性があります。興味を持ったならば、ぜひチャンスの芽を育ててみてくださいね。

 

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