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【海外就職・海外移住をしたい人向け】最初のステップとしての参考になる本

2019-06-09

可能と不可能の標識

将来は「海外で働いてみたい」と考えている方は、その魅力とリスクを理解するのには、いろいろな例を知ることが大切です。特に、アルバイト的な仕事ではなくて、本格的な就職をめざす場合には、

具体的な求職活動やビザ取得の方法以前の問題として、海外就職・海外移住へ向けた基礎的な情報収集が必要です。

  • 海外の何処の国で働きたいのか?
  • 自分はどんな仕事で海外をめざすのか?
  • 海外就職・海外移住にはどのような選択肢があるのか?

このような疑問を考えるとき、個々の体験者によるブログも参考になりますが、同時に一定の質を担保して編集された書籍も参考になります。

ここでは、海外就職・海外移住に興味を持つ方が、実際に海外で働く人の幅広い体験談、考え方、ライフスタイルなどの基礎的な情報を得たいときに「最初のとっかかり」として読んでみるのにおすすめの本をご紹介します。

当記事は、2019年6月時点の情報を参考にしています。

 

 

 

 

自分の背中を押してくれる情報収集をしよう

海外就職・海外移住では、人生の一時期あるいはもっと長い時間を海外で過ごすのですから、損得というよりも、まずは「自分が好きな国」「自分が幸せになれそうな国」を選ぶ視点が大切です。

旅行で行って素敵な場所が、仕事をしながら住んで幸せな場所とは限らないので、「生活する」「仕事をする」という視点で行き先の国を選ぶことが最初のステップです。その際に、いろいろな体験談は、「住んでみたい」「働いてみたい」と感じさせてくれる国を選ぶきっかけを与えてくれます。

オーストラリアの永住ビザを取得した当サイトのこまち自身も、当初はアメリカで働きたいと考えていましたが、いろいろ調べるうちに、オーストラリアが「車がなくても生活できる」「寒いところは避けたい」「自分の職種でビザがとれそう」「比較的安全」とわかってきて、方針が変わっていきました。動き出す前に情報収集して方針をしっかり決めたことがよい結果に結びついたと思っています。

ネットでも書籍でも、「自分の背中を押してくれる」ような情報が見つかるよう、幅広くアンテナを張って情報集めをするようにしてください。

次のコーナーでは、海外就職や海外移住へ向けて、最初のステップ=情報集めとして参考になる本をご紹介します。

 

海外就職・海外移住へ至った体験や戦略が参考になる5冊の本

1. WORK MODELS 世界で働く日本人から学ぶ21世紀の仕事論

WORK MODELS 世界で働く日本人から学ぶ21世紀の仕事論は、実際に世界の各地で働いている13人のインタビューからなっています。

留学情報サイトや海外就職の会員制支援サービス著者が2年間の旅で出会った1,000人以上から選んだ13人の仕事観やキャリア観は、「将来海外で働いてみたい」と思っている人にとってとても参考になります。それぞれの人が、実際に海外で働くようになるまでのなかで「どう考えて何を実行してきたか」というリアルな体験談から、世界という舞台で働くことへのチャレンジする醍醐味を知ることができるでしょう。

海外就職をめざす考え方という点では、同じ著者による「日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く」も参考になるでしょう。

 

欧米や東南アジアだけでなく、中国やインド、アフリカや中東など、いろいろなエリアの海外就職体験が書かれています。

 

 

著者が運営している留学情報サイト海外就職の会員制支援サービスに興味を持った方は、以下のサイトを見てみるとよいでしょう。

SchoolWith(留学・語学留学の総合サイト)

CareerWith(海外就職の会員制支援サービス) 

 

2. エンジニアとして世界の最前線で働く選択肢 ~渡米・面接・転職・キャリアアップ・レイオフ対策までの実践ガイド

エンジニアとして世界の最前線で働く選択肢 ~渡米・面接・転職・キャリアアップ・レイオフ対策までの実践ガイドは、「アメリカで働きたい方」「エンジニアとして海外で働きたい方」にとって、日本で生まれ育った著者がシリコンバレーやシアトルで働いている実体験は、具体的な海外就職のノウハウとして背中を押してくれる一冊です。

アメリカでは「エンジニアが優遇されている」「ソフトウェアエンジニアはベストジョブ」「年収の中央値は1,000万円超え」という情報から、エンジニアとして海外で働けたら・・・と思っている方には、将来のひとつの目標を示唆してくれるでしょう。

 

「日本でのキャリアをステップアップさせて海外で仕事をしてみたい」と考える方にとっては、エンジニアだけでなく多くの職種で参考にできる点があります。

 

 


 

どのような職種であるか」は、海外就職・海外移住の可能性に大きな影響があります。

この著者は、留学経験はありませんが、東北大学で情報科学の修士、日本ヒューレット・パッカード社在籍中に米国駐在していることなどが、米国移住へとつながっていることがわかります。「将来性のある職種選び」に関しては、以下の記事も参考にしてくださいね。

将来の可能性をイメージする画像
【将来性のある職種&専門職】「好き」と「稼ぎ」を両立できるキャリアは?

続きを見る

 

3. キャリア・シフト 人生戦略としてのアジア就職

キャリア・シフト 人生戦略としてのアジア就職は、海外就職コンサルタントによるアジア就職に関する実践的なアドバイス書です。

著者自身が、公認会計士・コンサルタントとして日本で働いたのちに世界旅行や海外起業の経験をもち、海外就職を視野に入れたキャリアパスを提案しています。アジア就職に関する情報はいろいろありますが、アジアでの就職コンサルタントの視点からの情報は貴重です。アジア就職を実現していくための方法を知りたい人におすすめの一冊です。

 

アジア就職の可能性と魅力だけでなく、失敗するパターンにも触れられています。本気でアジア就職をめざす方は、挑戦へのモチベーションがあがる一冊となるでしょう。

 

 

著者が運営している海外就職・アジア就職に関するサイトに興味を持った方は、以下のサイトを見てみるとよいでしょう。

 

4. セカ就! 世界で就職するという選択肢

セカ就! 世界で就職するという選択肢は、普通の男女5人が海外でチャンスをつかむ実話をベースにした就活ノベルです。

普通の人たちが、どのように海外で仕事を得たのかを知ることができるので、多くの人にとって自分の等身大の実例として参考になるでしょう。著者の経歴もユニークで、早稲田大学を卒業して日本オラクルや日産自動車での勤務経験ののちに、世界旅行やアジアでの就職活動などを経て「海外就職研究家」の道を選んだそうです。現在は、

今の日本での仕事の状況に未来が見えないのであれば、「世界に目を向けてみては?」と気付かせてくれる一冊になるでしょう。

 

この本の実例は普通の男女5人のケースですが、個々のケースをよく考えてみると、職種や経験が海外での仕事のチャンスをつかむ必要条件になってくることがわかります。

 

 

著者は、大学生向けの海外インターン研修プログラムを運営しています。興味を持った方は、以下のサイトで確認してみるとよいでしょう。

サムライインターン(実践型海外インターンシップ)

 

5. 英語力ゼロの29歳がニュージーランドに移住したら 

英語力ゼロの29歳がニュージーランドに移住したらは、29歳で脱サラしてニュージーランドへ移り住んだ著者による体験談です。

海外移住の体験談はいろいろありますが、大人になっても英語ができない状態から海外移住を成功させたひとつの例として、同じように英語力ゼロからスタートしようという方の参考になるでしょう。

ニュージーランド移住の例ではありますが、移住したからわかる価値観の違いや新たな気付きなど、移住者の視点が興味深い一冊です。

 

この本はニュージーランド移住のケースですが、アメリカやアジア以外の場所への海外就職・海外移住に興味をもつ場合には、その国への就職・移住に絞って調べていくことが必要です。ターゲットを決めたら、戦略的に情報収集を始めましょう。

 

Kindle Unlimited のすすめ

 

海外就職や海外移住の体験談は、体験者が自分でKindle出版した本がたくさんあります。内容の質はさまざまですが、体験談としては参考になるものも多くあります。

アマゾンのKindle Unlimited であれば、月額980円で好きなだけ読むことができるので、海外就職・海外移住の情報収集を集中しておこないたいときにおすすめです。

 

 

 

 

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番外編:国境を越えたライフスタイルに興味を持たせてくれる本

番外編として、国境を越えたライフスタイル多国籍的な生き方に興味を持たせてくれる本をご紹介します。

モノを捨てよ世界へ出よう

モノを捨てよ海外へでようは、1年のほとんどを海外で生活している著者(高城剛)による海外移住ガイドです。少し前の本ですが、海外留学やワーキングホリデーなどを迷っているときに、海外へ出てみようという気持ちにさせてくれるはずです。

高城氏の本はKindle Unlimited でも多く読めるので、興味を持った方には何冊か読んでみるとよいでしょう。

 

終身旅行者PT 資産運用、ビジネス、居住国分散 ―― 国家の歩き方 徹底ガイド 

終身旅行者PT 資産運用、ビジネス、居住国分散 ―― 国家の歩き方 徹底ガイドは、PT(Permanent Traveler:終身旅行者という概念について興味を持つ方におすすめの一冊です。

日本という国に生まれたリスクとメリットを考え、ひとつの国にすべてをゆだねるのではなく、PTのライフスタイルによって、節税のほかテロ・経済危機・自然災害などのリスク分散することを提案しています。

「日本」というリスクを分散するために6つの国を使い分ける人生設計は、自分らしいライフスタイルを模索したい人にとって、新しい視点を教えてくれるでしょう。

 

PTは、もともとは国という概念を「国籍」「ビジネスの場所」「居宅のある場所」「資産運用する場所」「余暇を過ごす場所」という用途別に使い分けて、節税を可能にするための方法でした。多くの日本人にとっては、節税というよりも、人生のリスク分散という意味で、PTのライフスタイルは大きな意味を持ってきそうです。

 

 

 

まとめ

ここでご紹介した本にある実例の多くから、海外就職や海外移住は、人生やライフスタイルの選択のひとつとして、戦略的にめざしていくことが実現につながる、ということがわかります。

同時に、「海外で働いてみたい」という気持ちがあれば、具体的な一歩へと踏み出すことの重要性も、ほとんどの例に共通しています。

当記事が、海外就職や海外移住に興味のある方の参考になれば幸いです!

 

 

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