国際派の職種選び

【進路&職種選びに参考にしたいサイト】広い視野&視点で情報収集して判断しよう

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マリー

自分で永住権を取得してオーストラリア移住した経験あり。海外に住んで働いて《人生の選択肢》が増えました。「外資系転職」「国際キャリア」「海外移住」に関する情報をお届けします。

自分の進路や職種の選択を考えるとき、自分の知っている限られる範囲の中から選択肢を選んでしまいがちです。社会人になった後も、一度は選んだ職種を変えていく必要が出てくる場合もありますが、その場合でも「自分が知っている範囲」からの選択をしようとして、「何かが違う」と感じてしまうと先に進むことができません。

そんな場合には、まずは原点に戻って、「どんな職種があるのか?」「収入はどのくらいなのか?」「その職種の将来の動向は?」について、自分の可能な限りの情報収集をして、幅広い視野・視点でキャリアを考えてみることをおすすめします。

ここでは、自分の進路&職種を考えるとき参考にしたいデータ&サイトをご紹介します。「専攻を決める」「就職&転職先を検討する」「キャリアチェンジを考える」ときの参考にしてくださいね。

当記事は、2019年3月時点の情報を参考にしています。

 

 

 

 

自分が進むべき職種を考えるときに参考にしたいデータ&サイト

いろいろな「職種」の可能性を検討するとき、まずは3つの点を理解したうえで検討していく必要があります。

  1. どのような職種があるのかを理解する
  2. 各職種がどのくらいの稼ぎであるかを理解する
  3. 各職種の将来動向を理解する

1つデータ&サイトで全体をカバーするものはありませんが、これらを理解するのに参考になるデータやサイトを見ていきましょう。

 

1. どのような職種があるのか?

「世の中にどのような職種があるのか?」については、意外に知らない職種が多いものです。

知っていれば興味を持てる職種かもしれないのに、知らなければ、自分のキャリア選択肢の候補にもなってきません。多くの場合は、自分の知っている範囲から将来の仕事や職種を選んでいるのです。

だからこそ、世の中にある職種に関する情報収集をして、より幅広い視野・視点でキャリアの方向性を考えることが大切です。

職種について参考になるのは、総務省が出している「日本標準職業分類」です。大分類として、以下の12種類の分類項目があります。

大分類 A-管理的職業従事者
大分類 B-専門的・技術的職業従事者
大分類 C-事務従事者
大分類 D-販売従事者
大分類 E-サービス職業従事者
大分類 F-保安職業従事者
大分類 G-農林漁業従事者
大分類 H-生産工程従事者
大分類 I-輸送・機械運転従事者
大分類 J-建設・採掘従事者
大分類 K-運搬・清掃・包装等従事者
大分類 L-分類不能の職業

 

それぞれの大分類が、中分類・小分類の職種に分類されます。具体的には、分類項目表のPDFファイルを参照することで、日本に存在する一般的に考えられる職種を知ることができます。

実際には、次のステップで職種と給与レンジをセットで見ていくことになりますが、まずは自分が興味を持てる大分類・中分類の職種がどれであるか?を考えてみましょう。

 

2. 各職種の給与レンジはどの程度か?

就職&転職サイトによる参考給与データ

いろいろな就職&転職サイトが、職種ごとの給与に関するデータを出しており、これらから職種ごとの給与の傾向を知ることができます。


 

新しい職種も誕生しています。給与BANKには新しい職業も掲載されていて、それぞれの職業の画像も魅力的に描かれていて興味深いです。

より一覧性を持って給料&職業を見たい場合には、日本の給料&職業図鑑が参考になります。子供や学生だけでなく、大人にとっても、それぞれ置かれた状況に対して、新たな視点を与えてくれるでしょう。

 

 

賃金構造基本統計調査

より詳細な賃金データについては、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によって把握することができます。

非常にたくさんのデータがありますが、自分が興味をもつ職種について詳しく知りたい場合に、以下の3つのデータが参考になるでしょう。これらはエクセルのファイルです。

  1. 職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額どんな職種が稼げるのか?を知ることができます。
  2. 職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額:該当職種における年齢や性別による賃金の違いを知ることができます。
  3. 職種・性、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額:経験を経るに連れての賃金の変化を知ることができます。

米国の職業ハンドブック

米国のOccupational Outlook Handbookでは、職種・収入・将来動向に関して、細かい職種ごとに詳しく見れるようになっています。日本と米国では必ずしも同じではありませんが、高校生や大学生であれば、こちらのほうが参考にしやすい気がします。

日本でも同じようなものがあればいいのにな~と思いますね。

 

多くの場合、「興味」と「稼ぎ」だけで職種を決めることはできません。でも、「興味」と「稼ぎ」を抜きに決めることはできません。だからこそ、最初のステップとして、「興味(好き)」と「稼ぎ」をベースに、自分にとって可能性のある職種を選びこむことに意味があるのです。

 

3. 各職種の将来動向はどのように考えられるか?

 

それぞれの職種の将来動向については、日本の統計で公的に公表されているものを、なかなか見つけることができません。(あるのかもしれませんが、当サイトのマリーは公的なデータとしては見たことがありません・・・)

視点を海外へ向けてみると、米国の労働統計局が出しているEmployment Projectionsのデータが参考になります。特にテクノロジーの発展に関連しての職種の将来動向については、日本でも同じような傾向であると考えることができるでしょう。

自分が考えている将来の職種や、いま現在の自分の職種に関して、近未来での動向を探るベースになるので興味深いです。自分の職種に近いものがあるかどうか、一読をおすすめします。

 

 

留意しておきたい視点について

具体的な職種へと進む前に、いくつか留意しておきたい視点をご紹介します。

現在の人気職種や業界が将来も同じとは限らない

いろいろな統計データは、将来の動向予測に関するデータを除いては、過去か現在のデータです。

10年後はある程度想像ができても、20年後、30年後となってくると、その職種を取り巻く環境が大きく変わる可能性があります。職種はもちろん、業種や場所を含めたキャリア&人生の方向性を考える際には、将来動向社会予測のデータなどを参考にして、長い視点を持つことを忘れないようにしましょう。

 

高齢化や自然災害のリスクなど日本の特殊性を考慮する

米国や海外のデータは参考になりますが、日本ならではの特殊性を考慮する視点も大切です。

高齢化人手不足自然災害の多さなど、ブレイクスルーが必要な部分では、新たな産業が生まれ、そしてそれに関わるテクノロジーが必要となってきます。これらに関わる職種は、長い期間にわたって必要とされるいくでしょう。

 

三次元「職種x業種x場所」で考える

同じ職種でも、業種場所によって、そのワークスタイルは大きく異なります。

例えば、同じプログラマーという職種であっても、「どんな企業や業種に勤めているか?」「大都会・中堅都市・田舎なのか?」「日本なのか海外なのか?」などによって、ワークスタイルはもちろん、ライフスタイルも大きく違ってきます。

職種からスタートしてうまく答えが見つからない場合には、「どんなライフスタイルを送りたいか?」という点からスタートして職種・業種・場所を三次元で考えるのもひとつの方法です。

 

キャリアにおける「実現力・移動力・幸せ感」

21世紀を幸せに生き抜くキャリア&人生に大切な3つの視点「実現力・移動力・幸せ感」でご紹介したように、「好きだから」「稼げるから」という視点だけでは、キャリアの実現や継続は難しい場合も多くあります。

自分の進路やキャリアチェンジを考えている場合には、「実現力」「移動力」「幸せ感」の視点を忘れないでいてくださいね。

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21世紀を幸せに生き抜くキャリアの視点「実現力・移動力・幸せ感」

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変化に合わせて進んでいく

人生は何があるかわかりません。

自分のことであれば自分でコントロールできると思っていても、自分の気持ちや健康など、自分が想定していない状況になる場合もあります。家族や両親のことなど、人生における自分の責任もあるでしょう。さらには、社会や経済も変わっていき、日本という国がどのようになっていくかにも大きな不安があることを認めざるを得ません。

しかし、誰にとっても、何処ににても、「変化」を避けることはできません。変化を受け入れて、変化に合わせて人生を進んでいくことになります。

変化に合わせて人生を進んでいくときに、「自分の職種」というのはとても大きな要素として、人生の方向性にも影響します。職種の選択が可能な状況においては、できるだけの「情報収集」をして、周りのアドバイスを参考にしつつも、最終的には「自分の判断」で決めていってください。

 

 

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まとめ

選択する」ということは、とてもエネルギーを必要とします。ましてや、自分の進路や職種に関する選択であれば、簡単に決めることはできません。

だからこそ、いろいろなデータや情報をできる限り収集して、それらを広い視点でとらえて、最終的には自分の判断で決めていく覚悟が必要となります。

当記事が、自分の進路やキャリアの方向性を考えている方の参考になれば幸いです。

 

 

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